このようなタイプでよくありがちなのは、食費や光熱費ばかりの節約にしか目が行っていないことが多いです。節約というのは、やはり家計全体に目を配り、総合的に無駄を省くことが必要になってくるでしょう。
ぜいたくなんかしていないのに、ぜんぜんお金が貯まらないという人によくある特徴をいくつかご紹介していきます。

1つでも当てはまることがあれば、いますぐ改善する余地はあると思います。
お金がかかって当たり前がある
お金がかかって当たり前という常識を持つことは、節約の観点からは逆効果です。
たとえば、「車は1人1台用意する」「家賃は収入の3割が目安」「全員の部屋にテレビがある」などが挙げられます。
携帯電話などでは、1人1台は一般的ですが、全員が異なるキャリアを使っているなら相当損をしていることでしょう。本気で節約したいのであれば、家族割を適用させることなどが節約につながります。また、思い切って家族全員で格安スマホを利用する手もあります。
欲しいものすべてにお金をかけていては、お金はいくらあっても足りません。節約のために、譲れないもの以外は手放すことも大事です。
世の中の「普通」に合わせてしまい、お金を使ってしまうケースもあるでしょう。世の中には合わせないようにし、自分の家の「普通」を作っていきましょう。
先取り貯蓄をしていない
収入が入ったら、貯蓄したい金額を別の口座などに移さないタイプです。簡単にいえば、お金が余ったら貯蓄するという人です。
このタイプはとても多いと思いますが、貯蓄するためには不向きだったりします。本当に貯蓄するのであれば、あらかじめに貯蓄しておいて、残ったお金で頑張って生活する方が確実に貯蓄できますし、無駄遣いも省く心理状態に追い込めるものです。
特に、お金があったら財布の紐が緩くなると自覚している人は、いますぐ先取り貯蓄を始めてみましょう。きっといままで以上にお金が貯まってくるはずです。
なんとなく家計簿をつけている
ただ、家計簿をつけているだけでは、ほとんど節約につながっていきません。なぜなら、その家計簿はただの買い物記録に過ぎない使い方をしているからです。
家計簿の最大の目的は、収支のバランスの確認や無駄遣いを振り返るために使うものです。数字を書いたら、月末などに収支や使用品目の振り返りが必要なのです。
「なんでこれを買ったのだろうか?」「いつもより支出が多いな。なぜ?」と考える癖をつけることが大事です。
家計簿をつけているが、いつも赤字なんていう人は要注意です。しっかりと見直していきましょう。