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「終活」の疑問について いつ始める? 誰のため? 何をする?

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最近は、「エンディングノート」が書店の本棚に何種類も並んでいます。

終活」という言葉がシニア世代に広く知られるようになり、元気なうちに「死」について語ることがタブーではなくなりつつあります。

実際に「何をしたらいいの? 」という方もいらっしゃると思いますので、終活の実際をみていきましょう。

終活はいつ始めたらいい?

体が思うように動かなくなって介護が必要になると、人生の最終に近づいていると感じ、終活を始めようとするかもしれません。しかし、その時に長年の間に家の中に溜まった物を整理したり、財産や相続について相談や手続きをしたりする気力や体力はあるでしょうか。

実際に親世代を見ていると、だんだんと物の整理はできなくなり、「親の家を片付ける」というテーマの番組や雑誌の特集をよく目にします。

残念ながら、動けなくなったと感じてからでは遅いのです気力も体力もあるうちに、自分の終点までの生き方を含めて「終活」を始めることが大切です。定年退職した時点、それもいいチャンスかもしれません。

終活って、誰のため?

「終活」は、自分の死後に遺された人たちが困らないようにするため、と思われがちですが、本当にそれだけでしょうか。

確かに財産や相続について整理し、遺言を残しておくことは、自分の死後トラブルを防ぐことにもなるでしょう。しかし、現時点での財産や経済状況を把握しておくことは、残りの人生をどう生きていくかを決める上でもとても重要なことです。

残りの時間を有意義に使うため、自分のためでもあるのです

介護やお葬式についても、自分はこうしてほしいという希望を家族に伝えるきっかけになります。医療、介護、お葬式、相続について自分の意思を伝え、家族の理解を得られたなら、最期の時まで安心して充実した時間を過ごせるのではないでしょうか。

実際に何をしたらいい?

経済状況の把握

年金や税金、出費などを整理し、最期を迎えるまでのおおよその計画を立てます。それによって、介護、葬儀、相続のことなどいろいろ変わってくるでしょう。

医療について

病名や余命の告知、どんな医療を受けたいのか、どこまでの治療を望むのかについて、家族に知らせておきます。

介護について

介護が必要になった時にどこで、誰に介護を受けたいのか、を家族で話し合っておくことが大切です。

相続について

財産を整理し、遺言を残しておくことも一つの方法です。

葬儀やお墓について

どんなスタイルにしたいのか、知らせてほしい人は誰なのか、などを考えておきます。

終活に思うこと

こうしてみると、「終活」はセカンドライフをより安心して過ごすための一つの方法であると思います。いかに充実した時間を過ごして終わに向かうかを、ポジティブに考えるのが「終活」なのかもしれません。