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「雪若丸」の特徴と美味しい食べ方

お米

お米テイストナビ

おいしいお米を紹介するコーナー「お米テイストナビ」です。お米好きの管理人の備忘録でもあります。

日本人といえば、やっぱりお米が好き。いつも食べるお米はいいものを食べたいものです。そんなことから、このコーナーではちょっと知られていないお米の品種に着目して、おいしいお米を発掘することを目的としています。

紹介する品種は実際に食べてみることはもちろん、しっかりリサーチした上で情報として掲載しています。新しいお米探しの参考にしていただけると幸いです。

今回、ご紹介するのは「山形県産 雪若丸」です。早速、見ていきましょう。

雪若丸とは?

米どころ山形県が生んだ、あの「つや姫」の弟君との異名を持つ新しいブランド米、それが「雪若丸」です。平成30年本格デビューを飾りました。

CMは俳優の田中圭さんが担当しており、昔ながらのちゃぶ台を使い、雪若丸を美味しそうに食べるシーンはこちらも食べたくなるほどです。

田中圭がうまさに悶絶!?「とにかく米なの!」 山形県産米「雪若丸」新CM

雪若丸の産地

はえぬき」「つや姫」といった銘米を産んだ、米どころとして有名な山形県です。山形県は雪国であり、雪は豊かな水源となり豊かな「恵み」をもたらします。

雪若丸の特徴

米の白さとつやの特徴が「つや姫」に似ていることに加え、つや姫の弟をイメージさせるこの雪若丸。炊飯米の白さ、外観、光沢、味が優れ、「はえぬき」より食味が優れています。平成29年産米の「雪若丸」は米の食味ランキングで最高位の「特A」を参考品種として受賞しました。

雪若丸のパッケージは、つや姫を彷彿させるデザインとなっており、兄弟品種だというイメージはバッチリです。

雪若丸の味

しっかりとした粒感と適度な粘りが両立した新食感を持っています。姉君の「つや姫」に比べると男性的なイメージといったところでしょうか。粘りとしっかりした粒感のバランスが絶妙です

雪若丸の美味しい食べ方

雪若丸の特徴である見栄えは透き通ったような白、粒感と粘りの食感のバランス。その香りは高く、甘みも強く感じられます。

料理全般に合うごはん

雪若丸の大きな粒感ともっちりとした粘りと甘み。正直、合わない料理はないといってもいいほどです。和洋中問わず、その味は料理の味に負けることなく主張してきます。

今や家庭料理の定番ともいわれるカレーライスでは、粘りのある米はカレーには合わないという通説に反して、雪若丸はその大きな粒ともっちり感が、味が絡んでルーのおいしさを引き立てます

さらには、スープ料理であっても、しっかりとした粒感がスープと絶妙に合います。

おにぎりがおいしい

雪若丸は冷めても美味しくいただけるという特徴もあります。大きい粒と適度な粘りはおにぎりにした場合の「身ほぐれ感」と食べ応えは絶品です。

2017年に「おにぎり協会」が主催した「第一回おにぎり食味会」では、姉にあたるつや姫がおにぎりに適しているとして入賞していることから、折り紙付きであることは間違えないです。

ちなみに、お弁当にしても硬くなったり、固まったりしないので美味しくいただけます。

雪若丸の美味しい炊き方

ご飯の美味しい炊きかたは下準備から。雪若丸のようなおいしいお米、高性能の炊飯器が家庭でも手に入るようになった今、ご飯の美味しさは、炊く前の準備にかかっています。

計量

水加減を間違えない為にキッチリ計りましょう。基本ですが、計量カップでお米をキッチリ計ります。

研ぎ方

計量した米は、研ぐ前に必ずさっと洗います。これは米の表面に付いた糠や油などの臭いを、研いでいる間に米粒が吸わないように洗い流すと良いです。

次に、水を張った容器に米を一気に入れます。

米が最初に水に触れると臭いをすぐに吸収します。容器に米を入れてから、蛇口から水を入れると水がたまる間に米が臭いを吸収するので必ず水を先に張りましょう。

すぐに手でざっとかき混ぜる。すると、米の表面に付いた糠や、油が水に浮いてきます。そして、濁った水はすぐに捨てます。

下準備の中で、最も重要な作業が「研ぎ」です。米粒と米粒とをすり合わせ、米の表面のアリウロン層の残留物を取り除くのが目的です。

豆知識
食べる時期の米にあった研ぎ方、研ぎの回数があります。新米の場合、手指を立て、力を入れず円を描くように軽く研ぐと良いです

11月~4月の米上の方法で3~4回研ぎ、すすぎは2回が目安
9月~10月の米3~4回軽く水洗いし、すすぎは1回程度
すすぎ

米に合わせて研ぎを行ったら、研ぎは終了。最後に水を入れ、軽く混ぜて余分な濁りだけを流す「すすぎ」をします。すすぎの回数は前述の通りです。

浸水

研ぎ、すすぎを済ませたらそのまま「浸水」作業に移ります。浸水時間は新米で40分~1時間。古米は1時間は浸水します。

ワンポイント
春~夏場は、氷水につけてお米を冷やすと美味しいご飯になります。
水切り

米に余分な水気があると、水加減が正確にできません。水を十分に吸った米はザルにあげて、10回程度ザルを上下させて余分な水気を切るだけで十分です。

ザル上げして、放置しておくと米が乾燥して割れてしまいます。
(粒の壊れた、べチャっとしたご飯になってしまいます)

また、変色米になることもあるので気を付けましょう。

まとめ

これまで「雪若丸」について述べてきましたが、米どころ山形県のお米の「はえぬき」「つや姫」、そして「雪若丸」。この食べ比べなども一興でしょう。

これから本格的に生産に入っていくであろうこの「雪若丸」。美味しい炊き方で美味しいご飯をいただきたいものです。