この生活に欠かせない存在となっているペットボトル容器は、幅広く使われていつの間にか浸透したように感じます。
昔はペットボトルはなかったように思えます。たしか、飲み物はビンや缶が主流だったはずです。いまとなっては、お店を見渡すとビンはほとんど見なくなりましたね。
いったい、いつからペットボトルが登場したのでしょうか。気になったので調べてみました。
日本初のペットボトル
日本初のペットボトルは1977年だと言われています。いまからだと40年以上前になりますね。意外にもペットボトルの歴史は長いようです。
日本で初めてペットボトル容器が採用されたのは、醤油の容器だったそうです。
そもそも、ペットボトルはアメリカで開発されたようで、醤油メーカーのキッコーマンがペットボトルを容器として採用したことが、日本初のペットボトルが醤油の容器となった理由です。
ペットボトルといえば、飲み物の容器のイメージが強いと思います。初めて利用されたのは醤油の容器というのは、これまた意外です。
ペットボトルが生活を変える
ペットボトルの登場は私たちの生活を変えていきます。
その理由は、保存が効くことです。ペットボトルが登場する前の主流は缶やビンです。これらは一度開封すると、フタを戻せない構造のため、中身を全部使いきらなければならないのです。一方、ペットボトルは再びフタができる構造だったため、いまでは当たり前ですが、保存ができるのです。
缶が主流だったコーヒーも、大容量のペットボトル容器が多く登場し、予想外の大ヒットだと言います。大容量のペットボトルがもし缶だとしたら、きっと全然売れないでしょうね。そう考えると、ペットボトルはものすごい発明だと感じます。
ペットボトルのリサイクル
近年は海洋汚染など、環境問題が大きく騒がれています。ペットボトルはどうなのでしょうか?
ペットボトルも海洋汚染などの地球環境に害があるゴミでありますが、そのリサイクル率は8割を超えていると言います。缶などに比べると、大幅に高い数値です。
いまのところ、地球には優しい資源だとも言えるでしょう。
しかし、ペットボトルはペットボトルとして再利用は難しいとも言われています。どうなっているかというと、焼却しているという話もあります。日本では焼却したとしても、リサイクルというのだとか。なんだか、ちょっと違う気がするのは私だけでしょうか。
生活に便利なペットボトルだからこそ、主流になっているペットボトル。ペットボトルがペットボトルに生まれ変われる真のリサイクルができる技術を生み出して欲しいものです。