お金を貯めるには、雑誌に出ているような手法やテクニックだけでは思うように実行できないものです。お金や貯金に対する考え方をしっかり持っておくことがまず先決で、そのあとに貯金する方法を実行してみるとうまくいくことが多いです。
よくありがちな貯金できない体質や行動の事例も知っておくと、これから貯金していく上で効果的になってくると思います。
SNSの投稿を頻繁に行っている
最近では、「隠れ貧困」という言葉がよく聞くようになりました。隠れ貧困とは、単純に収入が少ない場合と収入が少ないわけでもないのに家計の浪費が多いなど、将来的に貧困になりうる貧困予備軍を指しています。
SNSが普及した現代では、SNSに投稿するために買い物をしたり、旅行をするなどといった行動をする人が増えてきています。よく聞くようになった「インスタ映え」もやり方によっては多額のお金を使うきっかけになっているかもしれません。
特にSNSを頻繁に投稿する人は、知らず知らずにお金を使う癖がついてしまっているかもしれません。SNSを使うようになってお金が減ってきたと感じているのであれば、SNSはほどほどに更新するようにした方が賢明です。
1つの口座ですべてのお金を管理している
このケースでよく陥りがちなのは、ある程度お金が貯まったときにお金に余裕があると錯覚しがちで浪費傾向になりやすいことです。人間はお金があると、使いたくなる性格があります。気持ちが大きくなりやすい傾向もあるため、財布のひもが緩くなってしまうのです。
できることなら、お金の性格別に分けて口座を持つと良いです。
・固定費引き落とし用の口座
・生活費の口座
・目的別の貯蓄用口座
貯金は余ったお金のみで行っている
しっかりとした貯金計画がないため、貯金をしていくと意識がない家計になりがちで、せっかく貯まったお金も後に使ってしまう傾向も高いのが特徴です。
このタイプがしっかり貯金していくには、給料などの収入が入ったらまず貯金したい金額を抜くこと(天引き)が大事です。残ったお金は、いつも通り好きに使って構わないので、気持ち面でストレスになりにくいと思います。
まとめ
以上3つの事例をご紹介していきましたが、あてはまるものはありましたか?
どれか1つでもあてはまる方は要注意です。いまのうちに貯金体質を改めることをおすすめします。
貯金は、体質を変えるだけで自然とできてくるものです。無理な節約は逆効果になりがちなので、まずは自分の貯金体質を見直すことから始めてみましょう。