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干し芋を食べすぎると腹痛になりやすい? 摂取量の目安は?

健康

秋の味覚の1つである「干し芋」。秋からスーパーなどで品ぞろえがよくなりますね。干し芋は栄養価が高く、ちょっとしたおやつや保存食になることから、とても人気のある食べ物です。

食べ始めると、そのおいしさからついつい食べ過ぎてしまいがちです。気づいたら、一袋食べていた経験は多いのではないでしょうか?

実はこの食べ過ぎには注意が必要です。なぜなら、干し芋の食べ過ぎで「腹痛」になりやすいと言われています。今回は、干し芋の食べ過ぎで腹痛になりやすい原因を探っていきます。

干し芋は食物繊維が豊富

干し芋の原料は主にさつまいもです。さつまいもは食物繊維が豊富な野菜として有名です。

さつまいもの食物繊維
100g あたり 2.3g(日本食品標準成分表)

よく聞くことの多い食物繊維は実は2つに分けられており、「水溶性食物繊維」と「不水溶性食物繊維」の2種類があります。

干し芋の場合は後者の「不水溶性食物繊維」の割合が多いです。

食物繊維の持つ効果

先ほど、2種類の食物繊維をご紹介しましたが、これらの効果を見ていきましょう。

水溶性食物繊維

腸管内の水を吸収して、便をやわらかくする作用があります。ネバネバしていることから、腸内をゆっくり移動するので、お腹がすきにくい特徴があります。食べ過ぎを防ぐほか、血糖値の急激な上昇も抑えます。

腸内の老廃物や毒素を便として排出してくれるため、腸内環境を整える整腸効果を行う働きもあります。

不水溶性食物繊維

胃や腸内で水分を吸収して大きくふくらむ特徴があります。腸を刺激して、運動を活発させながら、便通を促進します。

腸内の老廃物や毒素を便として排出してくれるため、腸内環境を整える整腸効果を行う働きもありますが、水溶性食物繊維ほどではありません。

不水溶性食物繊維のデメリット

食物繊維は日本人の全年齢で不足していることから積極的に摂取しておきたいものですが、不水溶性食物繊維の場合は胃や腸を刺激することから、人によっては腹痛を起こすなどの症状が現れる場合もあります。

本題に戻りますが、干し芋の場合は不水溶性食物繊維の割合が多い食品です。食べ過ぎると、胃や腸を強く刺激しすぎてしまう場合があるのです。

不水溶性食物繊維は先ほどにも紹介した通り、胃や腸内の水分を吸収する特徴があるため、水分が少ないと腸内の便が固まってしまう可能性もあります。つまり、便秘になりやすいということです。

便秘による腹痛も考えられますので、不水溶性食物繊維の多い食品を食べるときには、水分も合わせて摂取しておくとベストです。