掲載記事数: 263【10/24現在】

満期が過ぎた郵便貯金、放っておくと払い戻し不能に

お金(生活)

郵政民営化の前に郵便局に預け入れした貯金を「郵便貯金」といいます。実はこの郵便貯金、あまりにも長く入れておくと法律の規定により払い戻しができなくなることがあります。

ちなみに民営化となる現在のゆうちょ銀行の貯金は「郵便貯金」ではなく、「貯金」になります。「郵便貯金」とは別物で以上のような法律の規定に当てはまらないため、いつまで経っても払い戻しができます。(一般的にある銀行と同じです

郵政民営化前に郵便貯金を使っていたという人は非常に多いと思います。ずっと前に郵便局で定期郵便貯金を預け入れしていたのを忘れてしまっているケースも多いようです。心当たりがなくても、ゆうちょ銀行窓口で調べてもらうと安心です。

なぜ「消滅」してしまう?

郵政民営化前の「郵便貯金」には旧郵便貯金法の規定がありました。

その中の1つに「満期後20年2か月を経過してもなお払戻しのご請求等がない場合は、旧郵便貯金法の規定により権利消滅する」とあるため、期間を過ぎると払い戻しができない(消滅)のです。

ここで出てくる「満期」というのは、「定額郵便貯金・定期郵便貯金・積立郵便貯金」を指しています。通常の郵便貯金は含みません。

また、郵政民営化前に自動継続扱いの定期郵便貯金などが満期になっても、民営化後は自動継続されませんのでご注意ください。
通常郵便貯金は大丈夫?
通常の郵便貯金を放置しても「休眠口座」となるだけで、法律の規定にあたらないため、払い戻しがされます。

郵政民営化は2007年10月1日(平成19年)からです。早いものでもう10年以上経っています。満期になってから20年とまだまだ猶予がありそうな気もしてしまいますが、できるだけ早く払い戻しを行うことに越したことはないと思います。

スポンサーリンク

案内がくる?

対象者に郵便にて、「満期を過ぎた郵便貯金に関する大切なお知らせ」が届きます。この案内の発送される時期は、基本的に「満期後10年経過」と「満期後20年経過」の2回です。

案内があるので安心」「届いていないから対象ではない」と思いがちになってしまいますが、実はこの案内は届いていないケースが多いようです。その理由としては、引っ越しなどで登録住所が変わっていることが多いからです。

引っ越しをした人は、ゆうちょ銀行窓口で確認しておいた方がいいでしょう。

まとめ

  • 郵政民営前(2007年9月30日以前(平成19年))に「定額郵便貯金・定期郵便貯金・積立郵便貯金」を預け入れした人は満期を迎えてから20年2か月経過すると消滅する
  • 満期後10年経過」と「満期後20年経過」時に「満期を過ぎた郵便貯金に関する大切なお知らせ」が届く(住所変更されてない場合は届かないので注意
  • 払い戻しの手続きは「お近くのゆうちょ銀行または郵便局の貯金窓口」で払い戻し等の手続きする
  • 不安がある人は窓口で確認すると良い