森永乳業や雪印メグミルクの牛乳メーカーによると、本州向けの牛乳の出荷を一時停止しているとの報道があります。
両メーカーのホームページを見ると、公式には現段階では発表されておりませんが、今後は出荷停止の発表があるかもしれません。
牛乳の流通量が減ることで、牛乳の品薄状態や価格の高騰が起こる可能性があります。賞味期限があるもので、備蓄することは難しいですが、少し多めに持っておくと良いかもしれません。
北海道産の牛乳のシェア
本州における北海道産の牛乳は全体の3割程度だと言われています。
やや品薄にはなりそうですが、他の産地の牛乳が豊富にあるため、手に入らないということはなさそうです。
次に気になるのは、北海道産の牛乳を使用した乳製品です。チーズやバターなど牛乳を使った乳製品は多くあるため、場合によっては品薄や高騰ものちにありうります。こちらは保存の効くものですから、少し買っておくことをおすすめします。
北海道の牛乳が消えた
北海道のスーパーやコンビニでは牛乳がないといいます。
それは北海道地震(胆振東部地震)による北海道全域の停電によるもので、陳列冷蔵棚の保冷ができなかったためです。長時間常温で保存されてしまった牛乳はすべて廃棄され、棚から姿を消したのです。その他、牛乳を補完するタンクなども影響を受けている可能性もあります。
このことから、今回の本州向けの牛乳の出荷一時停止は、北海道向けの需要を満たすためだと考えられます。一時的だと思われますが、需給バランスは崩れてしまいます。
牛乳の代用品を考えておく
ミルクと言えば、日本では牛乳が主流です。牛乳の代用を考えたときに、なかなか思い当たらないという人も多いと思います。
たとえば、アメリカだとミルクと言えば植物性ミルクの方も主流だったりします。植物性ミルクの代表格は豆乳やアーモンドミルクなどです。豆乳は日本でもメジャーでしょうか。
植物性ミルクはメリットも高いです。脂肪分が少なかったり、免疫力高める効果が期待されます。また、健康にも良いとされています。
他にも、ライスミルクやココナッツミルクなど探せばいろいろとあります。自分好みのミルクを探してみるのも良いかもしれません。