
しっかり準備してきたのに…
定年前から定年に向けてしっかりと準備してきたのに、定年後になって思わぬ落とし穴が待っていて、定年後に困ってしまったというケースは珍しくありません。
落とし穴は予想外の出来事が多く、だいたいのパターンでは想定していなかったために対処できずに失敗するということになります。逆に定年後は落とし穴がいくつもあるということを覚えておくことで、いざという時に対処できるのではないでしょうか。
今回は定年後に実際にあった落とし穴として、事例をご紹介していきます。
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定年後によくある落とし穴にご注意を(1)
しっかり準備してきたのに… 定年前から定年に向けてしっかりと準備してきたのに、定年...

定年後によくある落とし穴にご注意を(2)
しっかり準備してきたのに… 定年前から定年に向けてしっかりと準備してきたのに、定年...
親族(子や孫)にお金を使いすぎた

子どものために退職金を充ててしまい、自分の老後は厳しくなった
生活が苦しくなった原因の1つに、子どもや孫にお金がかかってしまうこともよくあります。子どもの就職活動中において、生活費を出してあげてしまったり、孫の学費も払っているというケースもあるでしょう。子どもや孫に使うお金は月10万円以上になる場合も…
自分の老後の貯めた貯金をすべて使い果たしては、自分の将来は危うくなります。自分を優先に考え、余裕がない場合は支援しないという心がけが大切です。
親の介護費用を支援してしまう

年金で質素ながらも、平穏で暮らしていました。そんなときに突然やってきた、母親の介護。
母親のことだったので、面倒をみることになります。母親と同居するにあたっては、家をバリアフリーにするリフォーム代や介護費用などがかさみました。気づいたら、貯金が大きく目減りしていることになっていたのです。
母親の介護費用はいつまでかかるのかわかりません。そして、自分たちの老後も不安な状態になってしまいました。支援のしすぎには本当に注意です。