銀行の口座開設が断られることが多くなっている。
驚きのニュースでしたが、どうやら本当のようです。預金を預かる仕事である銀行がなぜ口座開設を断るのか。
どうやら、銀行を取り巻く環境が変化しているようです。その理由とは…。
銀行がお金を貸せない時代
企業の好業績や個人の退職金により、銀行には大量のお金が預金されています。その大量の預金を銀行が貸せていないというのです。
増え続ける預金を貸し出しに回せないという悪循環により、銀行は新規の口座開設をお断りするということにつながります。
企業も銀行もマイナス金利により行き場所がなくなる
企業は内部留保により増えたお金をマイナス金利によって運用できず、仕方なく銀行へ預金していきます。そして、銀行は企業がお金を持ってしまっているため貸し出しができないのに加え、マイナス金利によって日銀にも預け入れができないのです。
預金に手数料?
この状況が長く続けば、銀行は預金に対して手数料をかけてきたり、口座維持手数料のようなものを徴収する可能性があります。
銀行に預けるというのは安全性の面でメリットもありますから、致し方ない部分もあるでしょう。