
これからのライフプランをしっかりと組み立てている方は多いと思いますが、それは何歳まで生きることを前提としていますか?
60代の私は、あと20年間くらいは生きられると思っており、20年後までのライフプランを作りました。80代以降の生活については、そんなに欲しいものもないため、お金はそんなに使わないだろうという考えです。
ニュースの特集で見たのですが、実はこのように考える方はとても多いようで、このようなプランでは少ないというのです。
そのニュースの特集では、ライフプランは95歳までが良いとのことでした。たしかに人生100年時代と言いますから、必要だとは感じます。
統計から見る、95歳までのライフプランの必要性を見ていきましょう。
〇〇歳まで生き残る割合
年齢 | 男性 | 女性 |
90歳 | 25.6% | 49.9% |
95歳 | 9.1% | 25.2% |
100歳 | 1.6% | 6.9% |
(参考)厚生労働省「簡易生命表」
上の表は性別別でその年齢まで生きている人数の割合です。日本人の平均寿命は男性80.98歳、女性87.14歳から見ても高水準なことに驚く方も多いでしょう。

90歳まで生きる女性は全体の過半数、男性でも1/4の方が生きるというデータになっており、90歳までのライフプランは確実に組んでおいた方が良さそうです。
できれば、95歳までのライフプランがベストと言えるでしょう。
巷では「人生100年時代」なんて言葉も使われていますが、100歳まで生きるというのは稀なことではなさそうです。また、年々平均寿命は延びつつありますので、今後はさらに伸びていくとも推測されます。
95歳まで生きると仮定とした必要資金
基本的に年金があると思いますので生活費は節約できれば問題ないでしょう。しかし、医療費と介護費は別です。年齢と共に増え続けると言われる医療・介護費はある程度持っておかないといけないと思います。
ニュースで見たときの生活費以外の必要資金の試算では、1,500~2,000万円あれば大丈夫ということでした。

かなりの金額になりますが、働けるうちに貯めておきたいですね。定年後は生活スタイルを見直し、節約志向で貯蓄していくことが大切になると思いました。