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現代ならではの新語「終活」とは?

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終活」とはいつごろから使われるようなった言葉でしょうか。

世間的に広く認知されるきっかけは、2012年の「現代用語の基礎知識」選 ユーキャン新語・流行語大賞に選ばれてからではないでしょうか。

ブームになりつつある「終活」ではありますが、終活とはどんなことなのか考えていきたいと思います。

「終活」とはどういった意味の言葉?

「終活」とは、人生の最期を自分の望むように自分で準備する活動のことです。

この言葉の生みの親である、金子哲雄氏は生前から自分の通夜や葬儀・告別式、墓の準備を万全に進め、自ら終活を実践していました。

この言葉が広く知られるようになった現在、終活は単に葬儀などの準備にとどまらず、自分自身の人生の終焉をどのように迎えるかといったより大きなテーマを含む言葉となってきました。

残された「今」をより充実させたり、自分の死後の遺産相続などを具体的に考えるなど、人によって捉え方は様々でしょう。

もはや「死」はタブーではない

日本の文化において、「死」は忌むべきものであり、穢れであるとの考え方がありました。日本神話において死んだイザナミに会いに地獄に行ったイザナギは、地上に帰還すると市の穢れを落とすため川で禊を行いました。

死にまつわることは隠され、死は遠ざけられてきました。

21世紀に入り、少子高齢化と未婚率の増加は、高齢者に自分の死について、自分で責任取りたいという意識を芽生えさせたのかもしれません。

遠ざけるよりむしろ積極的に死と向き合う、もはや死や終活はタブーではないのです。

終活の専門家やアドバイザーはいる?

社会の変化は、それまでなかった新たな役割を持った資格を生み出しました。いくつかの資格がありますが、ある程度共通した内容があります。

ひとつはエンディングノートの作成アドバイスです。エンディングノートとは高齢者が死に備え、自分の希望を書き留めておくノートです。

もう一つは、終活そのものをどうしたらよいか困っている方の相談に応じることです。他には葬儀の相談、墓石の選び方、寺院との話し合い、遺骨の扱いなど様々です。

孤独に死について向き合うだけでなく、第三者とともに終活を行う時代なのかもしれません。