街でたまに見かけるシニアカー(電動カートともいいます)。お年寄りの生活の足として重宝する乗り物です。低速なので歩道を走行できることからも、安全性も高いですね。
とても便利な乗り物とあって、車体を購入するとなると高額にもなるので、なかなか購入は難しいと思っている人も多いのでは?
なかなか購入が難しいという人はレンタルを考えてみるのはいかがでしょうか?
乗られる方の要介護度によっては介護保険の適用になるケースもあります。レンタルであれば、初期費用を抑え、生活に余裕を持って利用することができるでしょう。
今回はシニアカー(電動カート)のレンタル費用について調べてみました。検討の材料として、参考にしてもらえると幸いです。
介護保険を利用した場合のシニアカーレンタル費用(相場)
介護保険が適用される場合は、1~3割の自己負担となるため、およそ2,500~7,500円(月額)となります。(一般的なシニアカー、月額レンタル費用25,000円の場合)
介護保険を利用する場合は、ケアプランに盛り込み必要があります。ケアマネージャーと相談する必要があるため、事前に伝えておくと良いでしょう。レンタルの契約手続きはケアマネージャーが行うケースがほとんどです。
介護保険を利用しない場合のシニアカーレンタル費用(相場)
介護保険が適用しない場合は、10割の負担となりますので、およそ25,000円(月額)となります。(一般的なシニアカー、月額レンタル費用25,000円の場合)
ケアマネージャーが介入しないため、基本的にはレンタル業者との契約は本人や家族がおこなうことになります。
介護保険を利用しない場合は、月額負担が重くのしかかります。長く利用することを考えれば、購入する方が節約になると思います。ただ、体験的に利用したい場合などはレンタルは有用だと感じます。
シニアカーはメーカーや車種が豊富
シニアカーのメーカーはスズキ、ホンダ、ミヤセなど多数存在します。また、車種も豊富となっているので、利用者本人の身体状況や好みに応じてじっくり吟味することをおすすめします。長く使うものだから、気に入ったものが良いですし、使いやすいものであれば、自然と外に出る機会も増えるかもしれません。
また、購入やレンタルする際には、業者の担当者や福祉用具専門相談員(業者の担当者が保有しているケースがほとんど)に相談してみるのも手です。その他、地域包括支援センターの相談員や担当のケアマネージャーも情報を豊富に持っていることも多いです。合わせて相談してみると、よりよいでしょう。