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【年金のおさらい】複雑な年金制度を再確認しましょう

お金(生活)

年金は老後を生き続けるために重要なものです。老後生きていく資金の多くは年金をあてにしているという方も多いと思います。

しかしながら、年金制度は非常に複雑になっているため、知識があまりないという人も多いかもしれません。ここで年金制度について、もう1度おさらいしておきたいと思います。

年金制度は3階建てで成り立っている

一般的に年金と言った場合、公的年金のことを指します。

この公的年金には全員が加入を義務付けられている国民年金(1階部分に相当)、会社員(会社員も公務員も含む)だけが加入する厚生年金(2階部分)があります。

それ以外の企業型確定拠出年金個人型確定拠出年金などは私的年金という位置付けで3階部分と呼ばれます。

国民年金加入者は3グループ

年金は職業によって加入の仕方や保険料の払い方が異なります。

国民年金は20~60歳までの方全員が自分で払い込みますが、会社員は給料から厚生年金保険料が天引きされますので、これによって国民年金保険料も払ったことになります。

会社員の専業主婦も、夫が厚生年金を払ったことで自分も国民年金を払ったことになります。それ以外には20~60歳未満の学生や自営業者・失業者・非正規労働者などが含まれ、場合によっては免除などの扱いになりますが、それ以外は払っていないと老後の年金が受け取れません。

厚生年金は所得に応じて受け取る金額が変わる

厚生年金は会社員が所得に応じて保険料を天引きされ、その金額に応じて老後の年金を受け取る仕組みです。

所得の多い方は生活レベルが高いと考えられるので、老後の年金額もたくさん必要だろうという考え方です。以前は公務員は共済年金でしたが2015年10月から厚生年金に統合されていますので、公務員も厚生年金を支払い、老後に厚生年金を受け取るという仕組みになっています。

65歳の支給年齢から10年程度生きることができれば、元が取れるという試算もあります。

公的年金の最大の特長

どれだけ長生きしても死亡するまで毎月受け取れるという点がまず挙げられるでしょう。

自分の寿命が分かっていればそれに応じた蓄えをしておけばいい訳ですが、それは知る由がありませんし、また高齢になって働けなくなったときは、蓄えが底を突いたときに困ってしまいます。

どれだけ長生きしても最低限の生活が保証される年金システムは安心です。そして今後はどんなインフレがくるか分かりません。

物価が上がっても年金はそれに応じて支給される金額も上がっていきますから、頼もしい存在でもあり人々の安心感を与えるものでもあります。