定年後は食費や光熱費などの固定費と同じくらい予想外の出費が多くなるということを覚えておきましょう。予想外の出費に備えて、家計をある程度圧縮や節約しておきたいですね。
今回は予想外の出費になりやすい2つの出費についてご紹介します。
家の修繕費
戸建ての住宅修繕費は定年後にもやってきます。修繕内容によっては高額になりやすいケースが多く、修繕費用には注意が必要です。
定年を機に住宅ローンが完済するというのはよくあるケースですが、住宅の修繕はいつ必要になるかはわかりません。住宅ローンを完済したときに築30年という場合はそろそろ住宅修繕が必要になることも。
築年数の経った戸建ての修繕は規模が大きいため、費用も高額になりがちです。場合によっては家を手放した方が経済的にメリットがあることも多いです。早い段階で住宅の状況や修繕費用の見積もりを確認しておいた方が良いでしょう。
冠婚葬祭の費用
冠婚葬祭費用をあらかじめ家計に入れておく方は少ないでしょう。いつどこでいくらかかるかなんて誰にもわからないからこそ、できれば備えておきたいものです。
日本人の平均寿命を考えて、自分が60歳くらいのタイミングになると親族や友人などが亡くなるケースが多く、葬儀費用が自然と増えていきます。
また、自分の子どもに目を向けると年齢的に30代くらいになり、結婚・出産をする子供が出てきます。そうしたら今度はお祝いが必要になってきます。
急な出費に慌てることなく、ケースごとにだいたいどのくらいお金をかけるかを定めておくのも良いです。