掲載記事数: 263【10/24現在】

退職金が手に入ると忍び寄るもの(1)

お金(投資・節約)

私は長く務めた会社を定年退職し、退職金をいただきました。平均水準程度のそこそこまとまった金額ではありますが、本当に嬉しかったです。

退職金は金額も大きく、ライフプランに確実に影響しますから、退職金をもらう前後ではライフプランの計画を考えていました。

ちょっと怖いのですが、その隙間に忍び寄るものがありました。いろいろな所からお話が来る中で、今回は 銀行についてお話をしようと思います。

退職金が振り込まれたあとは注意

定年退職を迎え、退職金が振り込まれると早い時期に銀行がアプローチをしてきます。

銀行の狙いは定年退職したばかりの人の退職金を投資信託などの金融商品を買ってもらうことです。いまは超低金利時代ですから、定期預金などでは十分な資産運用はできなくなっています。そこを逆手に取り、高金利の金融商品を勧めてきます。

銀行にとってはマイナス金利の現在では預金残高では儲けがありません。投資信託などの金融商品を売ることで得られる手数料のほうが儲けが大きいのです。

高金利の金融商品は悪いと言っている訳ではありませんが、当然ながらリスクがあるということを忘れてはいけません。リスクがあっても、大きく増やしたい方にはうってつけだと思いますが、失敗すると今後のライフプランに影響しますので余裕がない方は手を出さないことをオススメしたいです。

銀行が勧めてくるプラン(例)

よく提案されると言われているのは「定期預金」と「投資信託」を半分ずつ運用する内容のプランです。

驚くことに定期預金の金利が5%を超える、超低金利時代には考えられない高金利商品です。実際に私も提示された時には即契約しそうなほど驚いたのを覚えています。

実はカラクリがあることに気が付きました。それは定期預金は3か月ものなのです。3か月以降は通常金利という内容です。さらに投資信託は投資ですから、運用損益つきまといます。最後には投資信託を申し込むということは購入手数料がかかることになります。

購入手数料はプランごとに異なるかと思いますが、3%程度となるでしょう。投資顧問報酬や信託報酬に運用益に税金がかかるとなれば、相当の旨味も消されて上にリスクは変わらずといったところでしょうか。

この部分をしっかりと理解した上で契約しないと後々後悔することもあるかもしれません。また、購入する時期(経済情勢など)や何に運用(日本株・外国株・為替など)するかも把握しておくことも大切です。