巷でよく耳にする言葉の一つに、「終活」というものがあります。これは人生をキレイに終えるために行う活動のことで、自分の死後、誰にも迷惑をかけないようにしたいという気持ちから生まれた考え方です。
終活には様々なものがあるので、自分なりに選んで実践してみましょう。
相続などの手続きを済ませる
誰かが亡くなったとき、残された家族が悩まされるのが、相続に関する問題です。
多額の遺産がある場合には家族や親戚間でトラブルが起こるケースもあるため、事前に確認し必要な手続きなどは済ませておくのが賢明です。そのためにも遺産の分配などについては、遺言書にしたためておくと良いでしょう。
遺言書は法的に効力を発揮するため、トラブルが起こりそうな状況に備えて用意しておくと安心です。遺産の内容を確認したなら、その分配について司法書士の方などに相談して遺言書を作成してください。
身の回りを片付けておく
長年生きてくると、趣味などで手に入れた物がたくさん自宅に集まっているのではないでしょうか。
亡くなった後にこれらを処分するのは家族になるため、迷惑をかけないよう事前に処分しておくという終活も増えています。骨董品など価値のあるものであれば、査定してもらうことで換金することもできます。
不要な物は積極的にゴミに出すようにすれば、家族の負担も減らすことができるでしょう。なるべく自分の部屋に物を残さないようにし、身軽な状態で余生を過ごすのが良い終活のあり方です。
結論
終活は自分の人生を見直す良いきっかけともなります。時間があるときで構わないので、ぜひ取り組んでみましょう。