年をとると、誰もが病気や体の不具合といった悩みを抱えます。ある程度は仕方のないことですが、日々の暮らし方を変えるだけでそうした悩みを減らすことができます。
長く続く人生を健康に過ごすためにも、自分の生活を見直すことから始めてみましょう。
運動の習慣はやっぱり大切
普通に生活をしているだけで、どうしても少なくなってしまうのが運動をする習慣です。
体を動かす時間が減ってしまうと、生活習慣病など様々な病気を招く原因となります。仕事を辞めたことで時間に余裕が出たなら、それを活用して積極的に運動に取り組むことをおすすめします。
運動といってもいきなり激しいものに挑戦する必要はなく、ウォーキングやストレッチなど簡単なもので構いません。
大切なことは、運動により身体に適度な負荷を与えることです。1日数十分で良いので続けてみましょう。
年齢に合った食生活を考える
健康でいられるかどうかを左右する要素の一つが食生活です。毎日食べている食事は、私たちの血や肉となり体を作り上げています。
もし美味しいからと好きな食べ物ばかりを食べていると、栄養に偏りが生じ、様々な病気を引き起こしかねません。
まずは、バランスの良い食生活を送ることを心がけましょう。例えば、お肉ばかりを食べるのではなく、それと同量の野菜も合わせて食べるという具合いです。
ご飯やパンといった糖質は美味しいだけについ食べすぎてしまいがちですが、体にはあまり良くありません。糖質の摂取量は減らし、新鮮な野菜や肉類を食べるようにすると健康な体を維持できます。
いまから始める健康
健康な体は、日々の心がけで作り上げることができます。多少無理しても問題なかった若い頃と違って、年齢に合わせた生活を送るよう意識することが大切です。そのためにもまずは自分の毎日を見直し、食事や運動などできることから変えていきましょう。