旅館で心地よく過ごすためのマナー4つ
旅館で知っておきたいマナーを4つご紹介します。
基本的なものばかりですが、うっかり間違った思い込みがマナーの常識を問われて恥ずかしい思いをすることもあります。旅館での時間を心地よく過ごせるよう、おさらいとしてぜひご一読ください。
※地域によって異なる場合もあります
玄関を靴を脱ぐときは
玄関に入ったときは靴は入った向きのまま脱ぎましょう。
後ろ向きに脱ぐ方もいらっしゃいますが、後ろ向きに脱ぐのは不作法と言われています。下足番の方がいらっしゃる場合もありますが、その際は一声かけるとスマートです。
靴を揃えたい場合は脱いで上がってから揃えるようにすると良いです。
仲居さんに心付け
基本的に不要です。
心付けとはチップのようなものです。昔では一般的だったかもしれませんが、今は旅館の宿泊代金にサービス料を含んでいるため不要となっています。
特別な配慮をお願いすることがある場合は気持ち程度の菓子折りで十分です。もしくは礼状をお渡しするのも良いでしょう。
床の間には注意
床の間には荷物を置かないようにしましょう。
花や掛け軸を飾ってある床の間は旅館としては大事な場所とされています。和室の良さを損なう恐れもあります。雰囲気を壊さないためにも床の間には荷物を置かないようにしたいです。
また床の間に物を置くと運気が下がるなんてことも言われています。
布団は畳まない
布団は揃えるだけで大丈夫です。
一般的には掛布団やシーツは畳まずに簡単にそろえる程度で問題ありません。押し入れにしまう方もいらっしゃいますが、チェックアウト後に布団類は洗濯されるので敷いておくと旅館の方もスムーズのようです。
ちなみに浴衣類は部屋の隅に畳んでおくとより良いです。
旅館でのマナーについて
基本的なことを4つお伝えしましたが、いかがだったでしょうか?
旅館に泊まる際はぜひもう1度確認していただけると良いかと思います。マナーは知っておいて損はないので、できれば身につけていきたいですね。